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零〜刺青の聲〜



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今日紹介する作品は
2005年7月28日にテクモからPS2で発売された「零〜刺青の聲〜」です。






あらすじ

黒澤怜はフリーのカメラマンである。ある日、彼女は取材の為に朽ちた廃屋に訪れる。そこで雪の降りしきる巨大邸宅の白昼夢を見た。そこにいたのは彼女が起こした交通事故により亡くした恋人・麻生優雨であった。その日から彼女の眠りは不気味な夢に侵されていく…。


ニコニコ大百科より引用




テクモの零シリーズの第3作目。前回紹介した紅い蝶や、初代零(此方は未プレイ)の2部作のストーリーを絡んでいます。


登場人物紹介


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黒澤怜 cv皆神純子
本作の主人公の1人。フリーのカメラマン。23歳。
自身が起した交通事故により婚約者であった麻生優雨を亡くす。
仕事に打ち込んでいるようだがかなり内心思い詰めており、若干諦観している。眠りの家を放浪する夢を見るようになってから、黒澤邸にはお茶目な幽霊が住着くようになるが割とスルーしている。



麻生優雨 cv黒田崇矢
怜の恋人であったが、怜が起した交通事故により死亡している。
眠りの家に現れ、怜を屋敷の奥に導いて行く。天倉蛍とは仕事仲間であったらしく、手紙のやり取りを見る事が出来る。射影機を発明した麻生博士の子孫に当たる。



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雛咲深紅 cvわくさわりか
本作の主人公の1人。怜の助手・家事手伝いをしている。19歳。
現実世界に戻ってからの癒やし要員。不鮮明な写真を依頼すると、嫌な顔一つせず念入りに詳しく調べて来てくれる全く持って出来る助手。黒猫を飼っている。
前々作「零〜zero〜」の主人公。彼女もまた折り合いが付かない想いを抱いており、眠りの家に囚われることになる。



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天倉蛍 cv織田優成
本作の主人公の1人。ノンフィクション作家。26歳。
前作紅い蝶の主人公天倉澪・繭の叔父さんに当たる。
眠りの家に囚われてしまった澪を助けようと調査する内に自身も眠りの家に引きずり込まれてしまう。
途轍もない脚力を持ち、また打たれ強い。しかしリアリストであるらしく怜・深紅に比べると霊力が低く、幽霊を前にすると射影機を持っても中々に苦戦する。



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天倉澪 cv神田朱未
前作紅い蝶の主人公。紅い蝶の舞台皆神村でいろいろな目に遭い過ぎて窶れて心に深々しい生傷を負ってしまった。複雑且つ残酷な事情により(本作では失踪と取り扱われている)姉の繭を思い続け眠りの家に囚われている。




上記の「黒澤怜・雛咲深紅・天倉蛍」の三人を操作プレイヤーとして扱えます。
三人各自、操作や扱える射影機(霊を除去する武器です)にクセがあり、一筋縄ではいかないプレイが堪能出来ます。

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舞台である「眠りの家」は雪が降り注ぎ、幻想的な雰囲気が漂っております。


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中はヒュ〜ドロドロで怖いけどな!


前作の舞台は村(前々作では氷室邸という屋敷)でしたが、今作では「夢の中の屋敷」。夢の世界における屋敷を探索し、現実世界に戻る流れになっています。
屋敷の中は膨大に広く、まるで忍者屋敷のような作り。また、屋敷内では「刺青の巫女」といった強力な怨霊が徘徊しており、終盤からは巫女に見つからないようアイテム(灯火)を照らし乍ら進んで行きます。

探索に長く時間を催す反面、紅い蝶では村から脱出することが目的で、閉鎖された空間に居続けていたのに対し、今作では一通り安息出来る自宅があります。
しかし徐々に現実世界の自宅にも侵蝕するかのように怪奇現象が起こって行きます。「はあー↑やっと眠りの家探索し終わった〜〜〜」と安息出来る現実世界に戻っても、手足がにょろっと出ている怪奇現象が起きていて、油断なりません。


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深紅ちゃんも夢を見るようになると、段々と台詞も憂鬱になっていきます。安息だった筈の現実世界が徐々に「侵蝕されていく恐怖」が今作の醍醐味ともいえるでしょう。


物語は大切な人に先立たれ、残こされた人々の葛藤。王道のテーマ乍らもいつか起こりうること、身近のテーマで引込まれる物語となっています。主要人物だけではなく、幽霊でさえも「生き残ってしまったこと」に罪悪感なり嫌悪感を抱いており、(若干希死念慮すら感じられる)雰囲気が非常に陰鬱です。そういった人々が眠りの家に誘われてしまい、そこで何を想うのか、先が気になる物語となっています。

また、初代零の「雛咲深紅」、紅い蝶の「天倉澪」といった歴代零シリーズの主人公メンツの事実上後日談となっているので、その後が今作では触れられているのが美味しいところです。





そして零シリーズには欠かせない天野月子さん(現在では天野月さん)の主題歌「聲」も非常に世界観とマッチングしています。随分昔にプレイ動画でこのエンディング曲を聴いて「ああ、絶対いつかプレイしよう…」とも思ったものです…(ようやくプレイ出来た模様)。



〜気になったあれこれ〜

・射影機の操作が楽しい
前作紅い蝶では兎に角シャッターチャンスやフェイタルが来るまで待って、ずーと引き付けて撮影をしていましたが、今作では通常撮影も割りかし楽に。また、フェイタルフレームの連続コンボに制限が無いため連続して相手にダメージも与えれます。カメラ機能はこれ以上改変しなくても良いくらい!
(そういえばまだ前作から一度も強化レンズを使用していません…)


・読み物が多い
眠りの家で収集した情報・写真を現実世界で帰って確認する手間があります。若干終盤になると作業的になってしまうのですが、ミステリーのようにどんどん謎を解いて行く面白さがありましたね。何れも読み物がしっかりと書かれていて読み応えがあります。


・三人の登場人物を操作する
蛍さんが弱いクセのある操作スタイルでだいぶ苦戦しました。ちょくちょくレビューで批評されている通り、途端に怜のパートの次に蛍が来たりするので、物語の筋が追いにくい面もあります。


澪ちゃんが可哀想
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前作「紅い蝶」をプレイしたばかりだったので感情移入してしまっているのですが、姉を想い続ける澪の姿が痛ましく哀しい…。もう前作でさえあんなに心を抉られたのに更にトラウマを掘り返そうとさせる辺り、本シリーズは登場人物が美少女だからといって容赦はさせないスタンスを垣間見る事が出来ます。


・怖さがグレードアップした幽霊達

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気付いたら机の下にいたり…


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後ろから抱きつかれたり…


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カメラ目線で記念撮影したり…

普通に幽霊は怖いです。恨み言をぶつくさ言って登場するので、「あ〜来るな〜」て予測は出来るものの、やはりホラーは本当に苦手!という方には厳しい試練になりそうです…。しかも今回、前作の千歳ちゃんのような可愛い幽霊がいないので個人的に癒し要員は現実世界の深紅ちゃんしかいないのもポイントです。
中々にキワドい見た目なのでブログに載せる事は出来ませんが、中でも床下探索していたら突如カサカサやってくる四つん這いの女が今作の思い出です。




もう紅い蝶が初プレイで印象に残り過ぎてしまったものでしたが、刺青の聲も十二分に面白くプレイ出来ました。怖さよりも切なさが際立って来る物語でしたね。エンディングには思わずホロリ…。美麗なグラフィックと普遍性のある物語に今プレイしても全く古さを感じさせない作品でした。


テーマ : 零シリーズ
ジャンル : ゲーム

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