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それはきっとドラゴンボール

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カメィハメィ破はAED活用も出来るのじゃ。



Filmarksで最近自分が観た映画一覧見返したら、ここら市川崑監督の金田一シリーズ見てまして。邦画ならではの映像美や物哀しさってすっごく良いなあと思ったわけですね。何しろラストシーンの余韻深さに浸れてね。

で、まあ要するに最近真面目な映画ばかり観ていたので、ちょいとお一つ路線変えて気分転換でもしよっかな!と思ってレンタルしたきたのがコレ!
実写版ドラゴンボールです。


これは久々の触感…ッ!

※過去の触感→実写版デビルマン



レンタルする前からわかってはいたのです。
これはもはやドラゴンボールとは別次元の作品だと。


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何しろご親切な事に、キャッチコピーで至極丁寧な警告を促しているのだ。

それでも私は、警告を無視し、自ら無法危険地帯へと丸腰で駆け抜けて行ったのだ、レンタル代100円(+消費税)を犠牲にして。新たなるダメ映画アクション映画の世界を閲見するのに何の資格が要ろうが。
コピーライターさん貴方の選んだキャッチコピーは何も間違ってしませんでした。

今回はネタバレは避ける方針で、簡単な紹介とおなべ感想文に止めます。







大体のあらすじ


かつて2000年前、地球は侵略者触角なし緑色メイクのナメック星人ピッコロ大魔王に破壊寸前まで追い遣られた。しかし大魔王は七人の戦士たちによる”MA☆HU-BA”の術によって幽閉される。

時は現代
普通の力を隠し、高校生として平穏な生活を送って来た主人公孫悟空チャラ男、18歳の誕生日にじっちゃんこと孫悟飯を何者かに殺害されてしまう!

犯人は2000年の眠りから目覚めたピッコロ大魔王だった!
ピッコロは7つのドラゴンボールを集め、またもや世界征服を目論んでいるらしい。

孫悟空はピッコロの野望を阻止するがべく、ドラゴンボールを察知する”ドラゴンレーダー”を持つブルマ、じっちゃんの遺言により出会った中途半端なスケベ親父武天老師金髪チンピラ盗人ヤムチャと共に修行をし、ドラゴンボールを探す旅に出るのであった。






~ここが凄いよドラゴンボール・エボリューション~

・悟空が高校生なんだよ!


取り敢えずキャラクター画像を淡々と載せて行きましょう。

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孫悟空・ブルマ
タレ目で筋肉ムキムキじゃない悟空を悟空と思えと言うのですか。だって彼が「アイアムゴクゥー」言うんですもの!何がどうあったってそう思うしかないじゃないですかぁ!
ブルマは百歩譲って赦す。だが忘れてはいけない、これはドラゴンボールだと言う事を。



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ピッコロ大魔王
中ボス位のヴィジュアル。瞑らな瞳と綺麗なまつ毛、きっと続編ではツンデレ気質になって、なんやかんやで味方に付くポジションだね!
ドラゴンボールが軽い。大きなビー玉みたいなのだ。



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武天老師
亀仙人…らしいが、おじさん。中途半端なスケベさでキャラ付けがイマイチ。


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ヤムチャ
悟空やブルマは前情報があったので覚悟は出来ていましたが、金髪チンピラが作中出て来て「誰だコイツ」と思ってた矢先に「俺はヤムチャだ」と名乗って絶句しました。



・チャラい悟空

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まぁ、ビジュアル面に関しては言及しても埒がいかないので次にいきます。
高校生の悟空は修行相手のじっちゃんに「モテるコツ教えて」衝撃な発言をします。こんなこと言う悟空を一番見たくなかったよ!
修行面でも根気がなくズルもします。オラ、つええ奴と戦けえてぇ!(CV野沢雅子)の確固たるイメージが音を立てて土砂崩れしていきます。

悟空のナヨさで何度かシークバー止めかけたけど戦いはこれからだ。


・妙チクリンなアジアン設定

始めの辺りにキルビルの「ヤッチマイナ!」を彷彿させん片言日本語が炸裂します。この際ハリウッド映画では頓珍漢な日本語は日常茶飯事のような気もするので気にしないのが吉だ!早くウルヴァリン-SAMURAI-を目に掛かりたいものです。
きっとチャイニーズやジャパニーズを混合しているのかもしれない、だから作中「ナマステー」の挨拶がされるのも、ごく自然なことなんだ(無理矢理納得。



・KAMEHAMEHA出番うす味

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悟空の必殺技「かめはめ波」が実写でも沢山見れるにちげぇねぇ!
と期待MAXでありましたが、作中かめはめ波は2度くらいしか出番はありません。一回目は亀仙人がAED活用します。嘘を言っているのではありません。



皆様もこの作品の前評判はそこそこお聞きになっていらっしゃるかと思われます。何しろ原作は国民的大作天下のドラゴンボールです。今でも尚ファンを獲得し続けているモンスターメディアですよ。

正直なところ、別段私は原作とキャラクターの設定が違っていて、別物を製作するのも賛成派なもので。それは過去、デビルマンレディーという漫画と全く異なったほぼオリジナルアニメでありながらも、原作愛を強く持つデビルマンを新しい解釈に仕上げた一例もあったからです、今日もまたレディーのリメイクを待つのである。

そもそも原作も長編で、そこから搔い摘んで原作に沿った作品を製作すると言うのも難しいものでしょう。話をわかりやすく仕上げる為にも、悟空が高校生であったり、ピッコロ大魔王を侵略者としたり、そのような変更もちゃんと1つの作品になっていれば良いと思うのです。

しかし、「ドラゴンボール」から放して、客観的に今作を見てみるとどうなるでしょうか。





・悟空、微妙
演技力があまり…なところもありますし、主人公としても熱い情があるってわけでもなかったし成長もあまりみられなかったし、どうも魅力に欠けてしまいます。


・CGファイト
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しかし、この作品46億円くらいの制作費だそうですが、それにしてもCGや背景美術のお粗末感が拭えないのです。”気”のエフェクトがモヤモヤ〜っとした湯煙か湯気のようでそれ本当に威力あるのかと。色彩はとても美しいですけれどね。戦闘シーンも凄まじいアクションを期待していたのですが、もろワイヤーアクション+カンフーなのでどうにもB級アクション映画領域に見えてしまいました…。血肉湧き踊る筋肉ムキムキな空中戦は夢のまた夢です。


・説明不足なところとわかりきっとるところ

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前述したあらすじの「ピッコロ大魔王が2000年前に地球破壊寸前まで追い込んだ〜」の一連。まずプロローグで説明します。同じ説明が後に二回程あります。もうそれ知ってる!わかりきってるから!

作中過剰な説明ばかりかと思いきや、かめはめ波の解説も特にナシだったり、大猿や悟空の出生の秘密も唐突な台詞説明だったりしてあまり世界覧に入り込めません。


・世界観狭い
「七つのドラゴンボールを集める」オラ、ワクワクすんぞ!な要素があるのにどうにも壮大な冒険活劇にならず。ドラゴンレーダーが便利過ぎる上、道中困難な壁が左程ないので淡々と感じてしまうのかもしれませんね。何だろう、名探偵コナンの劇場版の難事件もたった一日で解決してしまう物足りなさに似た感触でした。


・キャラの唐突な感情変化

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一番う〜ん…となってしまったのは、ともかくキャラクター同士の打ち解け合いが唐突なことです。始めに悟空がブルマを仲間にする辺りも説明が抜けているのに簡単に協力し合うし、ブルマとチンピラヤムチャは何でか知らん間にラブラブになります。コイツらはいつ分かち合ったんだ!?
いや、きっと私が見落としたんだな…ヤムチャにはきっと等身大な魅力がそこはかとなくあったに違いないんだ。


・ピッコロさん
台詞も少なく悪役には一癖足りないです、が個人的に結構好きです。ハリウッド映画の悪役に有り勝ちな、部下に対して酷い仕打ちや切り捨てをする外道ではなかったのが意外。終盤の辺りにスヤスヤ寝ている大魔王には必見だ!







感想

別物と捉えても微妙だった…

実写版デビルマンは一応原作のキャラで、エピソードを作中で超強引であるものの完結させていたのに対し、実写版ドラゴンボールは全く別物になってしまい、原作愛が殆ど感じられなかったのが哀しかったところです。あ、いや、決してデビルマンを擁護しているのではなく。
元々三部構成らしいので、続編ありきで終えてしまう今作だけを単体で評価してしまうのもアレなのかもしれませんが、続編は未だ発表ないしなあ…。それにしても、ワイヤーアクションの軽さはもう少しどうにかなったのではないかと思います。

まだ見終えたばかりなので、ちと残念な感想ばかり続いてしまいました。もう少し時間を置けば…これもアリかと思える…のか!?

珍映画好きな方は要チェックだ!だが原作を少しでも愛してる方は見ない方が身の為だ!

※Filmarksでの短編感想も書いてあります。




テーマ : 実写版ドラゴンボール
ジャンル : 映画

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