悪魔のリドル8話「嘘つきの門番はどちら?」

今週も8話をレビューだ!
そろそろ物語も終着に向かいそうですね。毎週楽しみです。
以下ネタバレ全開注意!↓

黒組の理事長(cv.榊原良子)と鳰ちゃんとの意味深な会話から始まります。
うーん、黒組の真の目的は何なんでしょうかね?晴と兎角を「女王蜂の候補」と言っていました。理事長の後継ぎを企んでいるのでしょうか?
「黒組は明日何が起こってもおかしくない…」
伊介様の報酬は金で、番場の報酬は何もないらしい。どちらかが今回動きそうですね。

「晴たちだけになっちゃったみたい…」
悪魔のリドル定番のお風呂シーン☆
お風呂シーンは有り難いけど、3話では皆でガヤガヤ入浴していたのに今では随分とひっそりしました。思えば文化祭の準備期間が一番賑やかな時期だったかなあ…。

「俺様登場!」
そんな殺伐とした大浴場に番場真昼の夜の姿・真夜ちゃんが!
こんなに勢い良くお風呂入ってくる人初めて見たぞ。なんて良い笑顔をしてやがる…。真夜さんの明るいキャラのおかげで、今もまだ笑える要素があります。地味に真夜が登場する時のBGMがカッコいい。

お風呂シーンを長々やると思いきや、あっさり終了。テンポ良いです。
「英も鳰も身体に傷跡があるのかもな」おやっと思う台詞。
大浴場で姿を見せないメンツは、桐ヶ谷柩と英純恋子と走り鳰の三人。柩ちゃんは謎のままでしたが、後の2人の秘密は解明されるのでしょうか。
真夜ちゃんは、真昼の為に何やら動いている模様…真昼は普通の学園生活を送りたかったみたいなことを呟いていました。兎角さんは次に暗殺に来るのは番場だろうと感付きます。
前回の水着回で「スク水で泳ぐのが真昼の夢だったんだよ!」と言っていましたし、黒組で学生らしい生活を望んでいたのかもしれませんね。

電球の向きを変える真夜。夜の人間だから眩しい光が苦手とか?

英さんとのお茶会☆
スコーンも用意してあるよ!イギリス風味ですね。
いつも2人でどんな会話をしているか気になります。
「台風が近づいているようですね 明日の午後には大荒れになるかも」「いいな パーティにはうってつけだ」「では今夜は前夜祭かしら」「お前も来ていいんだぜ?」
前回の掛け合いに比べて、どこかしら緊張感のある会話。どうやら真夜は英の暗殺の報酬を既に知っているみたいです。理事長曰く、英は最後まで動かないらしい。英の目的は如何に?

「何でもてめーらの筋書き通りになると思うなよ」
伊介様と鳰の会話。調子ぶっこく鳰に伊介様がドスの利いた一喝。
今回、会話がギスギスしててマジ怖い。
黒組の人数減ったし、誰も彼もクセの強いキャラばかりだから腹の探り合いを感じますね…。前回退場した首藤さんみたいなほのぼのポジションキャラがいれば、まだ余裕があるでしょうけど。前の水着回は本当に一息の休息だったのかもしれません。


教室に人全然INEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!
授業真面目に聞いてるの晴ちゃんと英しかいないよ!
先生も話し方も最初に比べて淡々としていました。学級閉鎖並に教室ガランガランだけど、それでもしっかり授業する先生は偉いです。
今回の授業の内容では「鮎の友釣り」とかなんやら。どういった伏線になるのでしょうか?

「黒組が終わったら兎角さんはどうするの?」
もし晴が無事黒組を卒業出来たら、自分はこれからどうするのか、自分に帰るべき場所はあるのか、思い悩む兎角さん。晴と会わなければフツーに暗殺者続けると言いそうですが、だいぶ価値観が変わったようです。兎角さんは人間味のあるキャラでいいなあ。晴ちゃんがあまりにもポジティブだから兎角さんの考えに共感出来てしまいますわ(笑)外は台風の影響で荒れた天気になってきました。

そこに横から茶々入れる三下、鳰ちゃん。台風の日はアイスが安いらしい。
こーゆー荒れた天気の日にこそ、肝試しでもしようぜ!なんて晴ちゃんを誘う鳰を兎角は軽くあしらいます。今回は三下の扱いがぞんざいである。

はてさて、暴風警報気味の荒れた天気の中晴ちゃんが折り畳み傘を開いたら、番場真昼からの予告状が!真昼の夜の人格・真夜になってから本領発揮してくるに違いない…2人は寮の部屋に戻ってやり過ごすことに決めます。



寮の玄関先に伊介様が颯爽と立って…
と思いきや突如ナイフを取り出し晴ちゃんに襲いかかる!
「予告票がなければルール違反だ!」「もう受け取ってるでしょ?」
予告状は番場とトレードしたのですかね…暗殺者は番場と思わせて伊介が殺しに掛かって来る…予告状のルールを上手く利用しています。伊介様は侮れないですね。
戦闘時に、兎角は伊介様の動きを見切れず、逆に伊介様は兎角のある動きに気付いたようです。

「咎犬の血」の明君の服装にちょっと似てる。
伊介様の幼少時代可愛い。
伊介様の過去…親から虐待を受けていた日々を送っていたところ、殺し屋の犬飼恵介に助けられたそうです。因みに恵介は同性愛者なので”ママ”と呼んでいるのだそう。伊介様が序盤から家族のことを気に掛けていたのは、このような過去があったからなんですね。複雑な家庭とはいえ、伊介様は恵介を親として慕っていて孝行しているのが何とも…。もしかしたら家族の為に暗殺の報酬を掛けた春紀には何かしら思う事があったのかも。


「足手まといだ!」と晴を突き放す兎角さんが格好良かった。
兎角さんは邪魔が入らなかったら、春紀の戦闘時のように強いと思うの。
伊介様との戦闘を逃げ切った2人。教室に立て篭ります。
兎角は右腕に切り傷を負ってしまいました。晴にここから絶対出るな!と警告し兎角は伊介と決着を付けに行きます。絶対出るな!と言われたら出たくなっちまうのが人間の性ってもん…いやいや、じっとしてましょう。


伊介様VS兎角
2話以来の対決ですね。今回は作画監督が多いこともあってか、よく動きます。熱い戦闘だ!前回の水着回が嘘のようにバトルしとるぞこいつら!


「全然怖くないのよ はなっから殺さないとわかってる攻撃なんて」
兎角さん、どうやら前々から漂わせていた人殺しが出来ない「呪い」に捕われて伊介様に悪戦苦闘。致命傷になる部分に攻撃する事を無意識に避けちゃっているらしいです。兎角さんマズいぞ…。


晴ちゃんが1人でこっそりいた所に、予告状をハンマーにくっ付けた番場真夜が扉を突き破ってやって来てしまった!伊介様と真夜、どちらかが殺しに来るのではなく共闘していたんですね。番場の報酬がないこともあって、お金目当ての伊介様と利害一致したのでしょうか。
いや、そんなことより晴ちゃん1人なのにこの状況マズくないか。
こんなマズい状況で次回に続きます。
いろいろ感想
水着回との温度差が激しいギスギス感だった。
今回はいつになくシリアスな展開でした。やはり前回はサービス回やったんやね!

おばあちゃん、わざわざ水着回を用意してくれて本当にありがとう。(でも出来れば柩ちゃんと千足さんがいた時にやってほしかった)貴女がいなくて黒組は寂しいです。
首藤おばあちゃんが退場したのが痛かったですね…。今残ってるメンツは人情的というか、真面目でツッコミしてくれる方はいないので会話が自然と殺伐としてきていました。「晴はちゃんと折り畳みを持って来ました!」と言う晴に「一瞬で壊れるぞ」と言う兎角との掛け合いは面白かったですけど。
でも予告状をトレードした暗殺者の共闘の展開にはハラハラしましたね。伊介と番場の立場を描いた構成は見事です。戦闘シーンも暗い画面の中ちゃんと動いていましたし、兎角さんと晴が絶体絶命の窮地をこれからどう乗り切るのか、気になります。兎角が伊介か番場のどちらか、または双方殺すことになる展開を予想しています…が、晴ちゃんは意外と強いので軽く助かっちゃった☆なんてケースもありそうです。

番場真夜ちゃんのキャラがはっちゃけて意外と良い奴で面白いだけに、来週恐らく退場してしまうのが残念だね。でもキャラが立った上で2話分用いてやっているから無理ないか…。
今回もとても見応えがありました。来週どう展開するのか楽しみです。